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内容
陸上自衛隊は14万7,000名を擁し、軍団に相当する方面隊が5個編制されており、北方から順に北部方面隊（札幌駐屯地）、東北方面隊（仙台駐屯地）、東部方面隊（朝露駐屯地）、中部方面隊（伊丹駐屯地）、西部方面隊（健軍駐屯地）が置かれています。また方面隊とは別個に中央即応集団が置かれており、これは機動運用部隊として位置付けられています。その陸上自衛隊の中で中部方面隊は第１０師団（東海・北陸）・第３師団（近畿）第１３旅団（中国）・第１４旅団（四国）という４個の作戦基本部隊のほか、方面総監直轄部隊、２１個の地方協力本部及び その他の機関からなっており、３２個の駐屯地及び４個の分屯地に配置され、日本全国の約３０％の面積、４,７００万人（約３７％）をカバ－し、防衛・警備・災害派遣を担当しています。 　　具体的な活動は４つあり、いざという時のために「教育訓練」、世界の平和のために「国際平和協力活動」、災害からくらしを守る「災害派遣」、地域とともに「部外協力」です。 今回は更に詳しく中部方面隊の概要と活動についてご講演頂きます。